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福島の自慢の果樹たちが危機にさらされています!(霜被害)

4/24(土)東北中央自動車道の開通式典後に向かったのは、過去に例をみないほどの「霜被害」に遭われた果樹農家の皆様の畑でした。
 地球温暖化の影響もあり例年より早い時期に開花したこと、4月中旬(10日、11日)にしては異例の冷え込みが重なり福島県北の誇る桃、柿、梨が大変な被害に遭いました。
 現地では、JAふくしま未来の数又組合長はじめ職員の皆様にご案内いただき、国から農林水産省生産局 園芸作物課の佐藤課長(福島県出身)と小口課長補佐と私をはじめとした復興庁、そして福島県から農林水産部の和田山次長、農業振興課の志賀主幹も共に現地を視察し、対応について協議をさせていただきました。
 霜対策としてマイナス2度程度までの対応はとられていた果樹農家の皆様の対応も及ばす、かなりの被害が出ています。(下記資料参照)5月連休明けには被害規模が確定しますが、被害を受けた現地を見る限り収穫は皆無に等しいと感じました。被災農家さんからは、「穿孔細菌病や台風を乗り越えたこの被害に遭ったことで、資金もしくは担い手不足の農家の仲間はやめることも考えている。それが一番怖い」とのご意見を頂戴しました。

補償や今後の対応策など、皆さんの生活を守ることを全力でお約束しました。今後具体的に何ができるかを我々と福島県ともに対応してまいります。

こうした被害を毎回乗り越えて生産される魂のこもった果樹、フルーツを是非応援してください。よろしくお願いします!

霜被害を受けた桃の花
触れるだけで花弁はすべて落ちてしまう。
柿の被害の視察の様子
梨の被害視察の様子

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