このページでは、厚生労働省のHPでの説明に基づき、新型コロナワクチンについての御案名をさせていただきます。
私ども(福島県チーム)が取り組む新型コロナウイルス特効薬(治療薬)開発へ向けた取り組みはこちらになります。
新型コロナウイルスワクチンの早期実用化に向けた厚生労働省取組み
平時だと3年かかるワクチン開発の基礎研究から薬事承認、生産に至る全過程の加速化により、実用化を実用化を早期に実現
①研究
国内のシーズ研究開発の研究開発の加速化
基礎 研究と並行して早期に非臨床・ 臨床研究を 実施
最短距離でプロジェクトを進めるマネージャーを配置し、専門業者に試験や書類作成を委託して最速で実施
②薬事承認
薬事 承認の 迅速化
・内開発のワクチン
臨床試験の効率的な 実施 、審査期間の短縮
・ 海外 開発の ワクチン
国内治験の 後押し 、審査期間の短縮
③生産体制
研究 開発と並行 した 生産体制の整備 生産体制の整備 生産体制の整備
・大規模 生産 体制の早期整備を支援
※民間が研究 開発中に並行して生産体制を整備す ることは非常に大きなリスクを伴うため、早期ワクチン供給 が図られるよう政府として支援

ワクチン生産体制等緊急整備事業について
ワクチン生産体制等緊急整備事業は、国内において、新型コロナウイルスワクチンを始めとしたバイオ医薬品 の実生産(大規模生産)体制の早期構築を図るための事業であり、新型コロナウイルスワクチンの国内におけ る早期供給を促すものである。
公募から下記の6事業者の事業を採択
事業者名 | ワクチンタイプ | |
アストラゼネカ株式会社 | ウイルスベクター (海外で開発:オックスフォード大学のシーズ、アデノウイルス) | |
アンジェス株式会社 | DNA | |
KMバイオロジクス株式会社 | 細胞培養不活化全粒子 | |
塩野義製薬株式会社 | 組換えタンパク | |
武田薬品工業株式会社 | 組換えタンパク (海外で開発:米Novavaxのシーズ) | |
第一三共株式会社 | mRNA |

ワクチン開発と見通し
一般に、ワクチンの開発は、基礎研究、非臨床試験、臨床試験の大きく3つのステップで進められていきます。その中で、候補物質の探索、有効性・安全性の確認、品質を担保しつつ大量生産が可能かどうかの確認などを行う必要があり、開発には一般に年単位の期間がかかります。
現在、新型コロナウイルス感染症のワクチンについては、早期の実用化を目指し、国内・海外で多数の研究が精力的に行われています。通常より早いペースで開発が進められており、既に臨床試験を開始しているものもいくつかあります。海外においては、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社が、第3相試験で、開発中のワクチンを投与した人の方が、投与していない人よりも、新型コロナウイルス感染症に発症した人が少なかったとの中間的な結果などを発表しています。
ワクチンの種類
国内・海外において、不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン、メッセンジャーRNAワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンなど様々な種類のワクチン開発が行われています。
不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチンは、不活化した新型コロナウイルスの一部やウイルスの一部のタンパクを人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みです。
メッセンジャーRNAワクチン、DNAワクチン、ウイルスベクターワクチンは新型コロナウイルスの遺伝情報をそれぞれメッセンジャーRNA、DNAプラスミドとして、あるいは別の無害化したウイルス等に入れて、人に投与するものです。それが、人の細胞に入り、ウイルスのタンパク質を作ることによってウイルスのタンパク質に対して免疫が出来る仕組みです。
現在の国内でのワクチンの開発状況<主なもの>
国内では数多くの企業や研究機関がワクチンの開発や生産体制の整備に取り組んでいます。

現在の海外でのワクチンの開発状況<主なもの>
海外では数多くの企業や研究機関がワクチンの開発に取り組んでいます。

海外で開発されたワクチンの確保に関する取組
日本政府は、海外ワクチンが実用化された際には、日本国内に供給できるように、海外の企業等と協議を進めています。現在、協議や合意が公表されているものについては以下をご覧ください。

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