今年福島の果樹を襲った凍霜害に係る対応について取り組みを続けて参りました。
今後の霜害を防止するための対策としては防霜ファンなどの設置が有効であり、果樹の改植などを支援する
「果樹経営支援対策事業」の中でで実施可能な状況となっておりました。
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しかしながら、日本全国的な事業採択が困難となる防霜ファンの設置の御希望が福島県から寄せられたことから、予算運用上の再検討を要請、福島県から申請される御要望について然るべき支援が行われるよう強く働きかけを行いました。
この度、農林水産省内で協議が調い、福島県内で御要望のある防霜ファンをはじめとする防霜・防雹設備の設置の補助については予定通りの支援(国費1/2)を実施予算枠を確保することになり、かつ、現場からは、既存の「果樹経営支援対策」と同様の枠組みで申請できることとなりました。
【参考】
令和3年度果樹気象災害対応緊急対策事業(新たに措置した事業)の実施要領
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/fruits/attach/pdf/index-183.pdf
当該事業により、防霜ファン、散水設備、多目的防災網(防雹用)などの1/2支援を可能として、かつ現場から見ると、既存の果樹経営支援対策と同じ手続きで申請ができるようになっております。
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