8/17(火)コロナ禍で温泉女将が緊急会合を開き苦境を打開する方針を話し合う会合が福島県関係者や報道各社を招いて行われました。直後に復興副大臣として現状をお聞きした上で要望をお聞きし、共に今後の取組について話し合う機会を頂きました。福島の誇る観光業を支える皆さんがこの苦境を乗り越え、V字回復へ迎えるよう全力で働いてまいります。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経営に打撃を受けている県内の温泉旅館のおかみが緊急に集まり、苦境を打開するための方策を話し合っていくことになりました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、県をまたぐ旅行や帰省の自粛などが呼びかけられる中、県内の温泉旅館は宿泊客のキャンセルなどが相次ぎ経営に深刻な打撃を受けています。
こうした中、県内の温泉旅館やホテルのおかみ7人が17日、福島市の飯坂温泉に集まって緊急に会合を開きました。
この中では、県内の旅館などの組合のまとめで、ことし4月以降の宿泊の状況がおととしの4割程度にとどまっている状況が報告されました。
福島市の土湯温泉の旅館「山水荘」の渡邊いづみさんは、感染拡大を受けて今月に入ってから120件余りのキャンセルがあったことを明らかにしました。
また、二本松市の岳温泉の「陽日の郷あづま館」の鈴木美砂子さんは、震災前の状況に戻る前に、新型コロナウイルスの影響を受けて厳しい経営が続いていると訴えました。
17日、集まったおかみたちは、今後、互いに情報交換を続け、苦境を打開するための方策などを話し合っていくことになりました。
会合の後、いわき市の湯本温泉にある「旅館こいと」の小井戸文恵さんは「原発事故による風評被害だけでなく、感染拡大という危機も経験するとは思っていませんでした。旅館では職域接種を受けて宿泊客を迎える準備をしていたので、まん延防止等重点措置の適用はショックでした」と話していました。
NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210817/6050015565.html

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