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土砂災害から市民のいのちとくらしを守る 塩の川第7砂防堰堤完成披露会

5/28(金)塩の川第7砂防堰堤完成披露会と佐原小学校児童の土石流模型実験が行われました。

福島市佐原竹ノ森地内において、荒川流域における土石流災害や流木災害の防止を目的に整備を進めてきた塩の川第7砂防堰堤が、令和3年3月に完成しました。
本堰堤は、近年多発している豪雨における災害などで見られた流木災害に対応する鋼製スリット型の砂防堰堤です。
本堰堤の完成を記念して、地域の皆様や小学校児童をお招きし、下記のとおり完成披露会の開催にあわせて、砂防施設の効果を体験できる模型実験を実施いたします。

国土交通省記者発表資料より

塩の川第7砂防堰堤の概要

塩の川第7砂防堰堤は、吾妻山から流出した土 砂が福島盆地の荒川に堆積することによる出水 の軽減と塩の川谷出口における土石流被害の軽 減を目的に計画されました。
塩の川第7砂防堰堤は、塩の川流域の鋼製透 過型砂防堰堤(通称:鋼製スリット堰堤)として土 石流災害軽減の他、流木災害軽減の効果を持つ砂防堰堤として、荒川流域では第34番目(塩の川流域では7番目)の堰堤として令和3年3月に完成しました。

事業効果


・砂防堰堤の整備により上流からの火山泥流、 土砂流出による県都福島市等への被害軽減
・近年多発している流木災害の軽減・福島市街 地の保全
・重要交通網の保全 国道4号、国道13号、東北自動車道、東北本線 山形新幹線、奥羽本線
※東北全域の交通へ多大な影響を与える

堰堤概要

着工年:平成23年6月(2011年) 〇竣工年:令和 3年3月(2021年) 〇構造:鋼製透過型砂防堰堤(格子型) 〇施設概要
型式:鋼製透過型(鋼製スリット型) 堤高:14.5m
堤長:74.0m
堤体積:3,300m³ 施設効果量:114,400m³

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