令和3年4月11日に発生した降霜被害に対する要望について下記の通りJA福島中央会にお取りまとめいただいた要望を、農林水産省(葉梨副大臣・枝元事務次官)へ届ける段取りと案内役として働かせていただきました。引き続き取り組んで参ります。
令和3年4月10日~11日にかけて(最低気温 -5.5)降霜があり、福島・伊達・安達・そうま地域の果樹園で被害が発生しました。 結実確保に努めているところではありますが、今後の収穫量に影響を及ぼし出荷量が大幅に減少すると考えられます。
果樹王国福島の産地維持形成、農業者の生産意欲を衰退させないため、廃園・遊休農地を増やさないためには支援が必要です。
つきましては、栽培農家の経営安定及び産地の維持発展のため、下記の事項について早急に対策を講ずるようお願い致します。
記
Ⅰ 果樹園地に対する、受粉作業等の係益し経費の支援を行うこと。
Ⅱ 収穫量は減少し、次期作継続のため病害虫防除を行うため薬剤代の支援を行うこと。
Ⅲ 廃園・遊休農地回避のため、肥料等の支援を行うこと。
Ⅳ 樹勢に応じた葉面散布剤等の支援を行うこと。
Ⅴ 果実量が激減することに伴い徒長枝、不要枝等の発生が多く生じ次期作管理のため過大労力が余儀なくされたため支援策を講ずること。
Ⅵ 営農継続が不可欠となるため、災害対策資金等の借入利子に対する利子補給を行うこと。
Ⅶ 次期作継続の為の防霜ファン導入に関する支援を行うこと。
Ⅷ 温暖化に伴い生育進度が早く凍霜害を受けやすく降霜からまもる資材の支援を行うこと。
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