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令和元年台風19号から1年

あの台風19号から1年が経過した。

あの晩は台風が過ぎる中電話が鳴りやまなかった。各自治体の首長からの被害報告の連続だった。翌朝川俣町の避難所に届けてほしいと役場へ食糧を届け、被災状況を改めて確認した。桑折町、伊達市、国見町、相馬市、南相馬市、新地町の被災現場をまわり国土交通省の緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)を派遣し、被災自治体が行う被災状況の把握、被害の発生・拡大防止、早期復旧や応急対策に対する技術的支援実施をはじめ様々な策を講じた。

 台風19号は各地に大きな爪痕を残した。相馬市では翌週も大雨の被害に遭われて2週連続で床上浸水を受けてしまった方々もいた。各地の要望を盛り込み、政府で「被災者の生活と生業(なりわい)の再建に向けた対策パッケージ」をつくり各自治体の首長へ速やかに連絡を入れた。財政措置を講じながら1日も早く安心安全な生活が取り戻せるように全力を尽くしてきた。

阿武隈川緊急治水対策プロジェクト
抜本的な治水対策と流域対策が一体となった総合的な防災・減災対策

約1354億円の事業費を計上し、再発防止へ急ピッチで工事が進められている。

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