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国道399号伊達橋 仮橋の開通日時と新しい橋の形式が決定しました。

伊達橋の開通日時

国道399号伊達橋(仮橋)の開通日時が決まりましたので、この記事では修復までの経過なども含めご報告させていただきます。

仮橋開通日時:令和5年10月29日(日) 11時

当日11時から通行される方については、周辺道路等への影響がないよう、下記イメージのとおり指定の待機場所から通行を通行の誘導があるとのこと。

令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震により被災した、国道399号伊達橋については、復旧に高い技術力を要することから、国の権限代行で実施しております。
復旧工事を進めるにあたり、工事に相当の期間を要するため、地域の交通確保のため、仮橋の設置を進めてまいりました。

福島河川国道事務所プレスリリースより

新しい橋の形式について

決定した形式につきましては下記のイメージ図の通りになります。被災前のトラス型から橋桁橋となります。

○ 令和4年3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震により被災した、国道399号伊達橋の復旧については、国の権限代行で実施しております。
○ 復旧方針については、「上部工の架け替え」及び「下部工の補強」を行う事として令和4年8月に決定しております。
○ 今般、復旧方針に基づき新しい伊達橋の形式が決定しましたのでお知らせいたします。

新しい伊達橋の概要
・延長 L=290m
・幅員 W=8.0m (2車線)
(橋梁形式のポイント)
・地震災害防止のため橋桁を軽量化
・橋台・橋脚は既設を利用し補強等を実施
■引き続き、伊達橋の一日も早い復旧に向け、国土交通省として全力で取り組
んでまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いします。

福島河川国道事務所プレスリリースより

復旧エピソード

なりふり構わずやらなければできない事がある

伊達橋・伊達崎橋・大正橋が大きく破損!市民生活がストップ!

 令和3年2月13日、午後11時7分頃、福島県沖を震源としたマグニチュード7.3の地震が発生。その傷を癒す間もなく、翌年3月16日23時36分には再び福島県沖でマグニチュード7.4の地震が発生しました。伊達市においても震度6弱を記録、市内各所に大きな爪痕を残すことになりました。
 市内、阿武隈川を渡る橋の多くが大きな被害を受け、市民生活に大きな影響を及ぼす状態になっています。私の元へは地震発生直後より、伊達市にお住いの方々のみならず、橋を利用する多くの方々から、切実な要望が続々と届きました。 「これは大変な事になっている。一刻も早く何としなければ! それこそがこの地域から選ばれた政治家の使命なんだ。」 まず関係する市町村の首長と
連携確認、次いで3月19日、国交省の職員と共に、現地視察を実施。そして直ぐに報告書をまとめ、総理官邸へ。総理に向けて事の重大性をアピールいたしました。 その結果、伊達橋は「直轄権限代行」、そして伊達崎橋の復旧については、いち早く対応ができるように国が工事を行う「修繕代行事業」としてすすめる事ができる事になりました。ところが、伊達と繋がる周辺道路は主要な経済道路であり、大切な生活道路でもあります。一刻も早い再開が望まれますが、災害復旧工事ですと全災害の調査が終わらないと工事に入ることができません。(時間が掛かります)

「直轄権限代行」

 さて、どうしたものか?そこで私は新しい手法を生み出すに至ります。 これは状況的に「多重災害」と認められるのではないか?
そう考えた私は関係者と連携し多方面から国へアプローチを開始。まず要望を県から国あげていただき、そして一方で私は財務省に日参し事業の重要性をとことん訴えました。熱意が通じ、念願の予算を確保する事に成功したのです。まさに関係者の協力と執念が実を結んだ瞬間でありました。その後もさらなる働きかけにより、伊達橋橋に続き、伊達崎橋の工事についても「修繕代行」で国をあげての事業へと格上げされました。 但し、伊達橋については復旧工事に相当の期間を要する為、仮橋の設置を行う事が決まりました。
(尚これには後日談があり、「仮橋であるが、物流輸送上重要であるため、トラックも通行できるようにしてほしい」との要望が寄せられ、それに応える形で工事を進めています。) 愚直といわれようが、とにかく誠心誠意、必死に考え、実際に目に見える形で、ひとつひとつ解決、実現してきます。それが私の使命であり、誇りであると信じています。

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