福島市民の命を守る医療の舞台をめぐるお話です。
福島赤十字病院と大原病院は老朽化に加えて度重なる地震被害に建て替えの必要性に追われていました。建てかえのタイミングで起こる問題はいくつかありますが、一番は何といっても費用の問題です。
両院とも費用面での問題を抱えて相談をお受けしました。
どのようにすれば国の補助をより多く受けることができるか、その対策をつくるのが今回の「仕事」です。
その答えはこうでした。
それは福島市長に「中心市街地活性化」のエリアを福島赤十字病院のエリアまで広げ国に申請いただくということでした。そして初めて福島赤十字病院の移転が中心市街地活性化の一躍を担うという形で、既存の制度より国の補助率を上げてより環境の良い病院に生まれ変わることに成功しました。
大原病院についても同様に補助率を上げる形でお手伝いをさせていただきました。
病に侵され、家族や自身の命が脅かされる日々に少しでも安心を抱いていただけるよう尽力させていただきましたことをご報告させていただきます。