福島市松川町水原にクマガイソウの群生地があります。絶滅危惧種ということもあり、乱獲の被害に遭ってしまったと地元の方々より相談がありました。当時の市役所に相談したところ対応には時間がかかりそうだという返答をいただき、「それなら自分たちで何とかしよう！」という決断の下、連絡をいただきました。

地元の加藤様の御案内により軽トラに乗り込み現地に向かいました。その軽トラの荷台には多くの木材が積まれおり、それは群生地を守るために囲いをつくる為の資材でした。

皆さんと一緒に乱獲を阻止するために資材で囲いをつくりました。そうした活動をはじめ「クマガイソウの里まつり」のイベントの告知など皆様と一緒に地道な活動を続けることにより現在では多くの方々にクマガイソウを楽しんでいただく環境をつくることができました。

また、同じく福島市松川町浅川の「カタクリの花」の保護についても斎藤さんはじめ地元の皆様と保護活動を一緒に頑張って参りました。

カタクリの花

議場での仕事ではありませんが、地元の皆様とともに歩む「仕事」のひとつとして地域の自然を愛し、守るこの取り組みをご紹介させていただきました。

この記事を読んでいただいた貴方にもこれらの群生地を訪れていただき、応援いただくとともに豊かな感情を抱いていただければ幸いです。