発展途上国における「がん治療」への支援と
福島第一原発事故後の放射線安全に対する様々なIAEA の活動に感謝し
IAEA Rays of Hope に対し10 万ユーロの寄付を行う事を決定
一般財団法人 温知会 会津中央病院は、国際原子力機関 IAEA Rays of Hope の活動と日本での福島第一原発事故後の放射線安全に対する様々なIAEAの活動に感謝し、IAEA Rays of Hope に対し10万ユーロ(約1,620 万円)の寄付を行う事を決定しました。
会津中央病院公式HPより
IAEA Rays of Hope は、IAEA が推進するプログラムで、がん治療における核医学の利用を支援し、発展途上国におけるがん治療へのアクセスを向上させることを目的としています。
会津中央病院では、2022 年にがん治療センターを建設し、公立大学法人 福島県立医科大学と連携し、誰もが先進的ながん治療が受けられる「がん治療の実現」を目指しております。専門医による高度な医療チームを編成し、手術、放射線治療、化学療法などの多岐にわたる治療オプションと身体的支援や社会的支援などの患者サポート体制も重視し様々な取り組みを行っています。つきましては、IAEA グロッシー事務局長並びに日本政府代表の方々の出席のもと調印式が開催されます。
上記の通りIAEA Rays of Hope温知会寄付金、日本アンカーセンター調印式が福島県立医科大学の福島駅前キャンパスで行われ、出席してまいりました。
来賓として出席し、以下の通り御挨拶を申し上げました。
この度の会津中央病院・温知会とIAEA Rays of Hope温知会寄付金、日本アンカーセンター調印式の御開催誠におめでとうございます。
温知会 南理事長のIAEAのがん医療事業への協力は素晴らしい事だと思います。私も福島で起こった原発事故以来、翌年から3年連続でIAEA、またはチェルノービリに調査に行かせていただきました。当時の天野局長はじめ多くの方々にお世話になりました。
今回のIAEAグロッシー事務局長と南理事長との素晴らしい調印式に立ちあわせていただいたことに感謝申し上げます。福島県立医科大学のもと、この調印式がさらなる研究成果と国際貢献につながりますよう祈念申し上げるとともに国としても御支援御協力を申し上げてご挨拶とさせていただきます。
この素晴らしい取り組みに賞賛を称えるとともに、今後の日本国の医療発展に有意義なものとなることを祈念しております。