社長の秘書役は一年でクビ。―熊谷組入社と仕事―
早稲田大学卒業の時が近づいてくると、あちこちのノンプロから誘いが来た。中でも、大昭製紙は一番熱心だった。
偉民も迷っているうち、突然、亀岡高夫に呼ばれて「熊谷組に行け。」―このひと言で、偉民の熊谷組入社が決まった。
当時、熊谷組の副社長で野球部長もつとめていた時岡氏は、早大相撲部の出身であり、亀岡高夫とも親交があった。その時岡氏が、かねてから偉民を熊谷組にほしいと、亀岡高夫の言っていたのだった。
Copyright © 2018 Yoshitami Kameoka- All rights reserved