新年度予算案を審議している衆議院予算委員会は、来週16日に石川県と長崎県の2か所で地方公聴会を開催することになりました。
衆議院予算委員会は、当初予算案を審議する際、例年2か所程度で地方公聴会を開いています。
NHKニュースより https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240207/k10014351131000.html
7日夕方開かれた予算委員会の理事会で、与野党は来週16日に石川県と長崎県の2か所で地方公聴会を開催することで合意しました。
このうち石川県では能登半島地震への対応などをめぐって意見が交わされる見通しです。
衆議院予算委委員会委員として地方公聴会の開かれる被災地へ
2月16日(金) 7:20に東京駅発の新幹線に乗り込み、金沢駅に9:48到着。
12:30~の地方公聴会に先立ち、液状化現象が広範囲に及んだ内灘町の現状を目の当たりにしました。砂丘地盤に傾斜があったことから液状化の被害が多く、大変悲惨な状況となっていました。
その後、1.5次避難所のスポセンメインアリーナへ行き現状を見た最初の感想は「自分が東日本大震災時に通い詰めた避難所の雰囲気とは違うな」でした。度重なる災害を経験することにより、経験、ノウハウ、連携の輪が積み重ねられていました。一方、能登半島はじめ石川県が抱える独自の立地や地盤により応用がきかないようなケースもあったことのお話を伺い、改めて現地で救助や復旧にあたられた皆様に敬意と感謝の気持ちを抱きました。
地方公聴会
地方公聴会はじめ1日様々なお話を伺う中で、とにかく国をあげての復旧・復興を!とのお声を強くお受けしました。能登ブランドをより一層高める「創造的復興」ビジョンのもとで農林水産業、伝統産業、観光産業を進めるべく今後も「福島から恩返し」の思いを胸に働き続けることを胸に誓いました。
おわりに
余談ですが、県内には現在営業可能な店舗が数多くあり「遠慮することなく帰るまえにお店に寄っていってほしい」とお誘いを受けました。風評被害ではありませんが、訪問自粛による経済的な損失にも頭を抱えていることを強くお訴えいただいたこともお伝えし今回の移動公聴会・石川県出張のご報告とさせていただきます。