活動報告

副大臣公務

東京オリパラを世界へアピール(文部科学副大臣1年間の活動を振り返る5)

国際会議等の場を利用して、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のアピールとともに、各国からの参加者等に向けて、日本を訪問し、日本が誇る伝統・文化に触れてもらいたい旨を発信してきた。その場で得られた反応からも日本文化に対する関心の高さを感じた。大会は一年延期となったが、世界中に約束した日本の最高のおもてなしを準備したい。

10月 日ASEAN スポーツ担当大臣会合

令和元年10月、フィリピン・マニラで開催された日・ASEANスポーツ担当大臣会合に出席。日本におけるスポーツを通じた国際貢献の取組について紹介するとともに、東京オリパラの成功に向けての取り組み状況を説明した。ASEAN諸国が、当該地域におけるスポーツの発展のために、日本に向ける期待の大きさを感じた。

11月 スポーツにおけるドーピングに関する世界会議

令和元年11月、ポーランド・カトヴィツェで第5 回スポーツにおけるドーピングに関する世界会議が開催され、WADA 常任理事として出席。東京オリンピック・パラリンピック競技大会のホスト国を代表して、世界ドーピング防止規程の重要性等に関する発言を行った。
※世界ドーピング防止規程及び同規程に基づく国際基準は、6 年に1 回開催される同会議において審議された上で、WADA 理事会で決定される。同会議には各国のドーピング防止機関や国際競技団体の関係者らが集まった。

1月 ダボス会議

令和2年1月、ダボス会議での日本博対外発信プログラムでは、会場いっぱいに参加者が詰めかける中、英語で冒頭スピーチを行った。「日本博」のコンセプト紹介を通じて、日本の文化芸術に対する関心を高めるとともに、実際に日本の文化芸術を味わってもらうよう日本への訪問を呼びかけ、最大限のおもてなしを約束した。プログラムの様子はロイター通信社を通じて、全世界に配信された。

冒頭スピーチを行っているときの様子
冬のダボス、外は極寒だったが、会場内はものすごい熱気で、なんども汗をぬぐいながらスピーチを行った。

《トピック》伊達のあんぽ柿、スイスへ渡る

海外出張では、日程の合間を縫って現地要人との会談や表敬、関係機関の視察を組み入れることがある。
その際はお土産を用意するのが慣例で、私は地元の特
産品「あんぽ柿」を持参し、福島の食の魅力をアピールした。

WADAバンカ会長にあんぽ柿を贈呈
バンカ会長は2007年世界陸上大阪大会の4×400mリレーで銀メダリストとなった経歴を持つ。
そのときの印象が強く、日本への愛着は深い。

ITA のスタッフとあんぽ柿を手に国際検査機関(ITA)はドーピング検査の実施を担う独立機関として設立された。
東京オリパラ大会をクリーンな大会とするためには、ITA との緊密な連携により検査体制を構築する必要がある。

 

 

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