活動報告

副大臣公務

学校を魅力に溢れる場所としていくための取組1(文部科学副大臣1年間の活動を振り返る6)

子供達にとって魅力ある学校に

私は教師こそが世の中で一番素晴らしい仕事だと信じている。子供の成長に直接関わって影響を及ぼすことができる重大な責任を負っているからこそ尊い。しかし、実際の教育現場では耳を疑いたくなるような事件が後を絶たない。学校が子供達にとって魅力あふれる場所となるように、大人達が責任ある行動をとらなければならない。

◆神戸市の小学校で発生した教員いじめ事件への対応

就任して一月程が経過した昨年10月、台風19号被害の対応で地元を駆け回っていたところに、衝撃的なニュースが飛び込んできた。神戸市の小学校で、教員間での陰湿ないじめ行為が行われていたというものだ。教員による不祥事はこれに限った話ではないが、これは大きな問題となると直感し、迅速かつ適切な初動が必要だと感じた。直ちに担当部署に対し、状況確認の上、報告を行うよう指示。報告を踏まえ、すぐにでも現地に赴いて文部科学省としての姿勢を示すべきだと考え、大臣に掛
け合い、私と佐々木大臣政務官で神戸入りすることで承諾を得た。

人として許されない行為が存在することを子供達に教えていくことは大人の役目だ。まして教員は、自ら範を示して子供達に指導していく立場にある。
神戸市教育委員会の方々には、この問題を単に「けしからんこと」で終わらせず、徹底した原因究明と対応策を講じることで、子供達にとってかけがえのない学校が実現されるように取り組んで欲しいと申し上げた。

最初の直感のとおり、この問題はワイドショーなどで大きく取り上げられ、世間の注目を集めることとなった。
私の下にもBS 日テレ「深層NEWS」から出演依頼があった。文部科学省として重大な問題と捉えているとの姿勢を示すべきだと考えて出演した。

PAGE TOP